シャクナゲはツツジ科の常緑低木植物で、花が美しく華やか。主に北半球に分布し、韓国では万病に効くという意味で万病草と呼ばれ、葉は発疹、強壮、利尿、健胃、リウマチ、下痢、嘔吐などの生薬として使用される。こちらにはツツジ類(Rhododendron)や済州道の花であるオンツツジ(Rhododendron weyrichii Maxim)、ゲンカイツツジ(Rhododendron mucronulatum var. ciliatum Nakai)、ハクサンシャクナゲ(Rhododendron brachycarpum D.Don ex G.Don) などが植えられている。